守ってくれますか?

「ヒカリ。これは夢だ。ただの悪夢。
さっさと現実に戻れ。」


・・・・・えっ・・・

突然聞こえた声に、私は目を見開いた。



夢?悪夢?

・・・・というか・・・



「あなた、誰?」

聞いたことの無い声に、警戒する。



「さあ?誰だろうな?」


・・・答えになってない・・・

しかも、なんか楽しそうだし。


ムカつく!!!


「はははっ!お前、ホント変わってねえなぁ・・・
なあ?ヒカリ。」


その言い方は、私にある人を思い出させた。



まさか・・・

でも、でも・・・!!



「あなたは・・・ヒカルなの?」


ドクンッドクンッ

心臓の音が、うるさい。



――私はまだ、落ちていっている・・・

アンリ様の元へ。
底へ、底へと。