―――ぐるぐる・・・
私が、回ってる。
回りながら、落ちていく。
底へ、底へと・・・
底には、あの冷たい“憎悪”の瞳のアンリ様が、私を待っている。
アンリ様は、不気味な笑みを作っていた。
「ふふふ・・・おいで、ヒカリ。私の元へ・・・
可愛がってあげるよ?」
冷たい声で、実の愉快そうに、アンリ様は私誘う。
私の全身が震える。
・・・怖い・・・
「ふふふ・・・ナオ様は私のもの・・・・」
アンリ様が笑う。笑う。
辺りは真っ暗で、誰もいない。
私はあっけないほど簡単に、落ちていく。
助けて・・・
誰か、助けて・・・・・



