「ユウ、ルリ。2人とも、働いてくれる、よね?」

「「もちろん!」」
2人は当然!というように、ハッキリと言いきった。

私はコクリとその言葉に頷いた。

「イサム。」
「おうよ!」

ぷっ。おもわず吹き出しちゃった!
こんな場面でその返事ってどうよ?

・・・イサムらし~

「あんたも、2年ぐらいたったら、働けよ?」

「俺は強制かよっ!!」
「嫌なの?」

「まさか。もちろんいいぜ。」
イサムがニヤリと笑う。

「よく言った!!」
私はそう言いながら、イサムの頭をべしべし叩く。

「ヒカリ姉ちゃん、痛いって!」

イサムが笑いながら、手で頭をかばう。

私達も笑う。

・・・・ああ、この瞬間が、ずっと続けばいいのに。





だけど、もう・・・・・