『あの人は、私のために
付き合ってるってバレない様
「連絡もとってない」って
元同僚に話したっていった…
そんなの自分の身を
守りたいだけじゃない。
単身赴任中、朝の苦手な
あの人を毎日起こして
寂しがり屋の酔っぱらいに
夜中に叩き起こされて…
つきあった自分が
ばかみたいだった…
あの一言ほど…
一緒にいた意味がわからなかった
コトバは無かった。』
ーーーレナ…
別れ話をしたとき
おまえ…そんなこと
いわなかったじゃないか…
すこしずつ、最後に会って
別れ話をした日の事を
思い出す。
『一緒にいる意味が、もう
わからない…』
って…いった 彼女に
考え直してほしいとか
じゃあ、恋人関係を解消して
友達としてつきあおうとか…
レナを繋ぎ止めるコトバを
いくつも並べたけど…
結局、そのまま
繋ぎ止めるのは残酷だと
完全に関係を終える決断を
下して、告げた。
あの日ーーーー
『嫌いだから
別れるんじゃない』って
しゃくりあげて泣いてた
レナを思い出す。



