しかし…なんの意図があって
こんな個人情報の固まりを
寄越したのか…
メールボックスを見れば
まだ、仲むつまじかった頃の
俺からのメールが受信ボックスに
残っていて…
レナが死んだなんて実感が
いまいち、わかないだけに
ほんとに…なんで…
これが手元にあるのか
わからない。
送信ボックスを開けてみれば
レナから俺宛のメールの他にも
イロイロ入っていて…
「…?」
一件の下書きメール…
これだけ日付が新しい。
…とはいえ、10年前のもので。
宛先のないそれを
後ろめたく思いつつ、
レナに心中で詫びながら
開封した。



