やっ、やっぱり戻ろうかな…?


と、私はレンタル彼氏部のが部室として、勝手に使っている、2-3の前で行ったり来たりを繰り返している。


すると、私の背後から声がした。


「こんにちは!どうした?もしかして、レンタル彼氏部に用?」


そう男の人の声がしたので、振り返ると、そこには、二年生らしき、メガネをかけたイケメンがいた。


この人、部員?


「えと、はい。」


「じゃ、中へ!」


そう言いながら男の人は、私の背中を押して中に入っていく。