紫「違う。俺の力を狙ってくる妖怪もいるんだ。俺の力を食えば、妖力は増大するからな。風波斬!」

紫音が叫ぶと、紫鬼の周りには風のような渦がまく。

出てきたのは二匹だ。

だが…

紫「くそ…相性がバラバラかよ…」

目の前にいる妖怪は、一匹は風が苦手だが、もう一匹は炎に弱い。

紫音はこの組み合わせに嫌気がさした。