そして、力を使う度に怖がられ「化け物」と言われた。 その度に記憶を消した。 …でも、唯一そんな風にされても記憶を消さなかった人がいる。 …俺の幼なじみで一番の親友の神上拓馬(シンジョウ タクマ)だ。 俺たちはずっと仲良しで、いつでも一緒だった。 拓馬は言った。 【紫音がどんな奴だろうと、俺たちはずっと一緒だ!】…って。」