紫音side 紫音は道場を出た後、裏庭に行った。 裏庭には大きな桜の木がある。 紫音のお気に入りの場所だった。 一人になりたかった紫音は桜の木へ登った。 丸くなり膝に顔をうずめた紫音は泣いた。 紫「…やっぱり、信じてはくれないんだ。過去の人間なら、仲間を裏切ることをしない彼らなら受け入れてくれるって思ってたけど…バカだな。わかってたはずなのに…!」