紫桜姫〜新撰組と紫音の力〜


すると、目つきの鋭い人がボソッとつぶやいた。

?「やっぱり夢じゃなかったのか…」

紫音は黙っていた。

そりゃ、いきなり知らない所にいれば誰だって夢なら覚めたいと思う。

だが、ご飯もあるので彼らに聞いた。

紫「…朝ごはん…朝餉?を準備した。お腹空いてるだろ?全員分あるから来てくれ。」

紫音がそう言うとうるさそうな3人が目を輝かせた。

?「マジで!?ありがとな!」

?「すっげぇ腹減ってんだ!」

?「準備いいんだな。」