紫桜姫〜新撰組と紫音の力〜


紫「次に俺のことだ。俺の名は闇暗紫音。闇の暗に紫の音と書く。この闇暗神社の巫女を務めている。」

そこまで言うと、全員が固まった。

紫音は意味がわからず、首をかしげた。

紫「…なんだ?どうして固まる。」

そこへ一番早く正気に戻ったのは黒の髪を下でまとめ、白い襟巻きをしている男だった。

男はおそるおそる紫音に聞いた。

斎「…お前、女だったのか?」

すると、紫音はすぐに頷いた。

それと同時にほかの奴らも騒ぎだした。

うるさいからすぐに止めたが。