夜中2時…

紫音は寝静まったのを確認し、行動を開始した。

紫の男物の着物に白の袴をはき、刀を左腰にさした。

紫音は外へ出ると、妖力が強く感じる方向へ歩き出す。

紫「今夜、消されるのはどこの悪妖怪だ…?」

紫音の淡々とした声が夜空へ消えた。