沖田は顔を赤くする。

沖「し、紫音さん!?」

紫音は沖田を強く抱きしめる。

紫「沖田のおかげで拓馬と元に戻れた!沖田が説得してくれなかったら、俺はまだ感情を無くしていたと思う。本当にありがとう!」

紫音の笑顔に沖田は安心し、心が温かくなった。

沖(よかった…紫音さんの笑顔が戻って…)

紫音は沖田をじっと見る。

沖田は首をかしげた。

沖「どうかされましたか?」

沖田の問いに紫音は少し恥ずかしそうに答える。