紫桜姫〜新撰組と紫音の力〜


何であんなことを言ってしまったんだろう。

紫音は何も悪くない。

ただ自分を妖怪から守ってくれていただけなのに。

あの時も、再会した時も…今だって…!

何で消えろって言ってしまったんだろう…!

拓馬は今までのことをすごく後悔していた。

そして紫音に思わず叫んだ。