そこへ…

拓「う…!」

拓馬が目を覚ました。

紫音は思わず叫ぶ。

紫「拓馬!」

拓「!…お前…紫音!ってうわあ!何だよこの大群!」

拓馬は妖怪の多さに驚いている。

紫音は拓馬に言う。

紫「待ってろ、今助けてやる!」

紫音は鬼へ走り出す。

だが、拓馬はまた紫音を睨みつけた。

拓「お前、何でいるんだよ!消えろって言ったじゃないか!お前のせいでこんな目にあってんだぞ!」

紫「…っ!ぐあ!」

拓馬の言葉で一瞬の隙を作ってしまった紫音は攻撃を避けれなかった。

紫音は膝をつく。

紫「く…!このっ!」