午後1時…

紫「…」

紫音はただ黙って指定の場所に来ていた。

目の前にいるのは、ニヤニヤ笑っている鬼と気絶し肩に担がれている拓馬だった。

紫音の心は怒りで満ちていた。

紫「…よくも拓馬を…!返してもらおうか。」

紫音は鬼を睨みつける。

鬼「返してほしいか?だったら…こいつらに勝つことだ!」