斎「…どこかに出かけるのか?」

昼、斎藤は出かける準備をしていた紫音に聞いた。

紫音は斎藤に気づき振り向いた。

紫「斎藤…まあ、ちょっとな。時空の歪みはいつ現れるかわからない。少し散歩がてら探しにいくだけだ。」

それを聞いた斎藤は少し考えた後、紫音に言った。

斎「では、俺も行こう。あっちで時空の歪みに気づいたのは俺だからな。」

斎藤の言葉に紫音は了解し、2人で出かけた。

これが、暗い扉を開けることになるのも知らずに。