紫桜姫〜新撰組と紫音の力〜


沖「紫音さん、大丈夫ですか!?」

紫音は無言で頷く。

傷はふさがっていて、血はもう出ていなかった。

沖田はそれを見て安心したようにため息をつく。

沖「良かったです。」

そう言うと沖田は紫音に手を差し出す。

沖「帰りましょう。歩けますか?」

紫「ああ。何とかな…」

紫音は沖田の肩を借りて歩き出す。

そして、紫炎を見ながら言った。