いつもより続く戦い。

そのせいか、迫りくる気配に紫音は気づけなかった。

妖「あははは!人間だぁ!」

沖「うわぁ!?」

紫「沖田!?くそっ!」

沖田がもう一匹の妖怪に襲われそうになり、紫音はとっさに妖怪の攻撃から沖田を庇った。

紫「ぐっ…!」

沖「紫音さん!?大丈夫ですか!?」

沖田は倒れる紫音を受け止める。

紫音は背中を右肩から左脇にかけて火傷のような傷を負った。

紫「ぐ…うう…!」