紫音は紫鬼と紫炎が置いてある神社の奥へ。

部屋に入ると、紫炎の周りに温かい空気が集まっていた。

紫音は少し悲しげに笑った。

紫「…悪いな。戦うのがわかっているのだろうが、今回の持ち主は俺じゃない。今日はもう一人いるんだ。」

すると、聞こえたのか温かい空気が無くなる紫炎。

紫「…俺を認めてくれた人だ。…そして、俺が初めて人に弱音を吐いた。…一応安全のために持っていく。…力を発揮させるかどうかはお前に任せる。」