夜中2時ー

紫音はいつもの着物と袴に着替え、紫鬼を脇にさした。

紫「…みんな寝てるな…?」

紫音は音を立てないように歩き、誰もいないことを確認した。

新撰組のみんなはいつも稽古などで疲れている。

だから起こさないように気をつけているのだ。

カチャ…

そっとドアを開ける紫音。

外に出るとホッとため息をついた。