紫桜姫〜新撰組と紫音の力〜


予想するだけで嫌気がさしてくる紫音はため息をつき、みんなに言った。

紫「…外はみんなが知らないものばかりだ。疑問はたくさん感じると思うが、それは家に帰ってから答える。…それと、女に囲まれることを覚悟しておけ。」

紫音の言葉に珍しく斎藤が聞いた。

斎「…覚悟…とは?」

紫音たとえを考えながら答える。

紫「…みんなが見回りしてるときはどうかわからないが、島原で芸者に絡まれるだろ?

芸者はそれが好きでやっているのか仕事でやっているかどうかわからないがそれと似たようなものだ。

しかも、匂いがキツいし、気持ち悪いかもしれないが…まあ、俺に任せろ。

…ってことで行くぞ。」