紫桜姫〜新撰組と紫音の力〜


その時の紫音の顔はさみしそうだった。

平助も尋ねた。

藤「じゃあ、道場の奴らも消すのか?」

紫音は首を横に振った。

紫「…最初は消そうと思った。だが、みんな嫌がってな…でも、嬉しかったのは事実だ。」

その言葉に頷く生徒。

よほど嫌がったらしい。

沖田はもう一つ尋ねた。

沖「では、なぜ神上さんには口封じだけしたんですか?」

紫「…っ!?」

紫音は固まり、生徒は戸惑い、幹部は首をかしげた。

紫音は小声だけども答えた。

紫「…いつか受け入れてくれる…そう願ってるから…」