校舎の廊下を歩いていると… 『お化け屋敷』 という言葉が目にとまる。 あたし、こういうのダメなんだよな~ って考えながら、通りすぎようとすると… ぐいっと引っ張られた手。 嫌な予感がして、おそるおそる 振り向くと…… 「ここ、入ろっか」 そういいながら、にやっと笑う悠雅。 あたしがこういうの、 苦手だって知ってるくせにっ!