「ええぇぇぇーっ」 2組の教室から、ブーイングの嵐。 こうなること、予想できてたけど… ため息をつく。 「あとちょっとっ」 そんな頼みも虚しく… 「無理」 キッパリ言い放つ。 「頼むっ」 そんな声を、今度は無視して あたしの手を引く悠雅。