驚いて顔をあげると… 「…悠雅っ」 制服姿の怖い顔をした悠雅が立っていた。 「ここ、そういうサービスしてないんで。そういうことしたいなら、それ相応の店に行ってください」 そういって、睨みつける。 「お前に関係あんのかよ?」 そう、チャラ男さんがケンカ腰で聞くと、 ぐいっと、腕を引っ張られて 悠雅の腕の中に収まる。 「こいつ、俺のだから」 ぎゅっと抱きしめられる。 「ゆ…悠雅……人、見てる…」 「いいから」 耳元でささやかれて、心臓がおかしくなりそう。