俺のもんだろ Ⅱ



驚いて顔をあげると…



「…悠雅っ」





制服姿の怖い顔をした悠雅が立っていた。





「ここ、そういうサービスしてないんで。そういうことしたいなら、それ相応の店に行ってください」



そういって、睨みつける。






「お前に関係あんのかよ?」



そう、チャラ男さんがケンカ腰で聞くと、





ぐいっと、腕を引っ張られて




悠雅の腕の中に収まる。






「こいつ、俺のだから」




ぎゅっと抱きしめられる。




「ゆ…悠雅……人、見てる…」





「いいから」



耳元でささやかれて、心臓がおかしくなりそう。