悠雅の隣に座る。 「なんだよ」 なんだよって… 「ここ、あたしの席だもん」 「知ってるよ。なんでこっち見んだよって聞いてんの」 あ…また、見とれてたんだ… 恥ずかしい… 答えようとすると、教室の扉が開く。 入ってきたのは、2組の男の子たち4人。 まっすぐこっちに向かって来て… 「悠雅、頼むっ手伝って!」 そう、急にいう男の子。 「…はぁ?」 悠雅も、きょとんとしてる。