俺のもんだろ Ⅱ



悠雅の隣に座る。



「なんだよ」




なんだよって…


「ここ、あたしの席だもん」




「知ってるよ。なんでこっち見んだよって聞いてんの」



あ…また、見とれてたんだ…





恥ずかしい…





答えようとすると、教室の扉が開く。



入ってきたのは、2組の男の子たち4人。




まっすぐこっちに向かって来て…






「悠雅、頼むっ手伝って!」



そう、急にいう男の子。






「…はぁ?」



悠雅も、きょとんとしてる。