着替え終わって、教室に入ると 「やっぱ似合うなぁ…」 って、玲奈ちゃんに言われて苦笑い。 こんなの、似合ってもこれが終れば もう着ることもないでしょ。 そんなことを思う。 悠雅は戻って来ていて、なんだか不機嫌そう。 「悠雅、どうしたの…」 不機嫌オーラを放つ悠雅に、そう尋ねると… 「清水にパシられた。こいつのせいで」 そういって洸聖君を顎で指す。 あーだから不機嫌だったのね。 納得納得。