「ホント、綺麗だな…」 そういう悠雅。 悠雅の横顔を見ると… ホントに、きれいな顔立ちしてるなぁ って思った。 かっこいい。 「…んだよ、夕日見てたんじゃねぇの?」 その視線に気づいたのか、 そういう悠雅。 ぱっと視線をそらす。 手首を掴まれて、悠雅のほうを向かされる。 「見とれてた?」 はっ!? ず…図星だけど…… 「そんなわけないでしょっ!」 そういって、部屋の中に入ろうとする。 「…手首、離して?」