ずっと固く閉じられてた 悠雅の瞳は開いていて、左手が あたしの頬に触れていた。 「悠雅っ!」 ほっとしたからか、涙が止まらなくなる。 「泣くなって」 「っーーー!!」 ばふっと悠雅に抱き付く。 「うわっ!いってぇ!」 「あっ」 怪我してるの、忘れてた… でも… 「よかった…ホントによかった!!」