「久しぶりだな」 「父さん…俺…」 「まだ、死んではいない」 え… 驚いて息が止まる。 死んでない…のか…? 「ここは、生と死の狭間」 「生と死の…狭間…?」 そんなところに… 俺はいるのか…? 「勝手に死んで…悪かった」 そう、頭を下げた父さん。 「父さんは…悪くない……」