side悠雅 体中に激痛が走り、意識が 朦朧とする中… 俺を覗き込む、美夜の泣きそうな 顔が見えた。 怪我とか… してねぇよな…… 自分のことより…美夜が心配 だった。 自分が…死ぬかもしれないのに…… 「無事で…よかった……」 そういうと俺は、 意識を手放した。