俺は立ち上がると、 ソファの上にあったブランケット を掴んで、美夜の肩にかけた。 「あ…ありがとうっ」 そういって、ちょっと顔を赤くする 美夜。 っ…かわいい…… って…なんてこと思ってんだ俺… ガラでもねぇ。 「悠雅?」 俺の顔を覗き込む美夜。 近ぇよ… そんな可愛い顔するとか… マジ反則…… やっぱり、美夜にはかなわない。