「美夜、遅ーい!」 そう、玲奈ちゃんに怒られる。 「ご…ごめんっ」 「もー…廊下でいちゃいちゃしないでよね」 …へっ……? まさかまさかの、玲奈ちゃん… 「バッチリ見てたんだから」 「なっ…な、な……」 「悪かったよ」 あたしを助けるように、そう言う悠雅。 「ふーん、美夜にべた惚れなんだ?」 そんな風に言う玲奈ちゃん。 「ちょっ…玲奈ちゃん……」