「あ、クレープ屋さんだっ」 なんだか、テンションが上がったあたしは にこにこしながら悠雅に言う。 「子供かよ」 そんな風に悠雅は言うけど… 「いいもん、子供でも」 そういってちょっと膨れると 「食べる?」 そう、優しい声で聞いてくれた。 「う…うん」 なんか、優しい。 あたしと悠雅は、クレープを買って 近くのベンチに座る。 「いただきまーす」 そう言って、クレープにかぶりつく。