悠雅の後姿を見つめながら ちょっと放心。 …もう、からかうのは止めよう。 こっちがひどい目にあう。 そう変な決意をして、悠雅を走って 追いかける。 走っていると…小石につまずいて 「きゃっ…」 振り向いた悠雅が、とっさに抱きとめてくれた。 「ご、ごめん」 呆れながら悠雅が 「転ぶなよ?ばか」 そう言いながら笑った。