朝は基本不機嫌な悠雅はスルー。
あたしも、玲奈ちゃんも
全然気にしてないけど…洸聖君は突っ込んでいく。
「悠雅ーっ、冷てぇなー」
悠雅の首に抱き着く洸聖君。
「…うっとおしい」
しまいにはこの始末。
でもまぁ、洸聖君も慣れてて
気にしてない様子。
「ね、美夜。もうすぐ、文化祭だよ?」
そういえば…
「そっか、もうそんななんだね」
「もう、一年生も終わりだね」
そんな話をする。
高校に入ったのは…
悠雅に出会ったのは、とても最近な気がして…
でも、ホントにいろんなことがあって
いろんな気持ちになった。


