「これ、ありがとな」 そういった悠雅の手には… あ…あたしが掛けた毛布…… でも、結果的には悠雅が 運んでくれちゃったわけで… 「ご…ごめんね」 「なにが?」 「ここまで運んでくれたんでしょ?」 「あぁ」 …あぁ……ダイエットしときゃよかったって 思うのはこういう時。 きっと、重かっただろうな… なんか、落ち込む。 デブって思われてたらどうしよう…