そのまま、寝室へ運んで ベッドに寝かせ… 部屋を出ようとすると… ぐっと引っ張られる感覚。 …こいつ……裾、掴んだままじゃん… どっからそんな力出てくるんだってぐらい 強く握られたシャツの裾。 はぁーっとため息をついて、 ベッドの下に座る。 美夜の頭を撫でる。 すぅーすぅーっと 美夜の寝息だけが部屋の中で聞こえる。