俺のもんだろ Ⅱ



「で、なんで悲鳴あげたの?」



そう聞く。






「そ…それは……」



そういって、また顔を赤くする美夜。




「それは、なに?」




美夜との距離を、もっと詰める。






「…言わねぇと……」





顔を近づけて行って、ギリギリのところで



止める。




鼻が触れる。







「襲っちゃうよ?」




もっと赤くなる美夜。




やっぱり俺は、美夜をいじめるのが好きだ。