「だけど、お前の彼女は何で死んだんだろうな」


俺の話を全て聞き終えた土方さんは、不思議そうに呟いた。


それは、俺が守れなかったからじゃないのか?



「俺が、無駄なことをしたからです」



布団に視線を落とす。


あの光景が、頭の中でフラッシュバックした。