そんなことをしている間にも、記憶が漏れ出していくのが分かる。 『玖ー於!!』 「おい、どうした?」 もう・・・お願いだから。 あいつのことを―――― 掘り起こさないでくれ・・・ お願いだから・・・ 思い出させないで――――