いきなりのことに、驚いて体が動いてくれない。 誠君はまだ、入隊していなかったのか・・・ と、納得してしまう自分。 そんなことよりも―――― 「それを、どうして俺に言うの?」 「だって・・・土方さんだったら、絶対に駄目って言うから・・・」 子供っぽ過ぎる返答に、思わず噴出してしまう。 さすが、第二の沖田さんだ。