そそくさに平助は立ち上がり
私の手に櫛を再び置いた。




平「そ、そろそろ戻らないと!ぱっつぁん達とやらないことがあるんだよね!」



な「そっか!じゃ、またね!櫛ありがとう!」



平「おう!」





恥ずかしさを誤魔化すため
二人して勢いよく早口で喋る。




こうして日光浴は終えた。





それにしても、今日はやたらと
ドキドキさせられたな…。





なんか総司はめっちゃ積極的で


一さんも名前で呼んでくれって
甘えてきて


平助だって櫛をくれて
髪とかしてくれるし






みんなに何が起こったんだか。






…まぁ、いっか。
深く考えないでおこう。




さて、巡察の準備を
してくるか。