―シュルッ― 着物の帯を取られ胸が露わになった。 「……やっ…」 「ほぉ…結構綺麗な胸じゃないか」 そう言って、男達の笑い声が聞こえた。 お願い、早く終わって…。 「ここは、どうだ?」 男の手が、あたしの太腿を撫で上に上がってくる。 「………っ」 グッと力を入れ、それに我慢した。 「優しくしてやるよ」 男が呟きモノが、あてられた。 その時 「莉世!」 「………っ!?」 それは、あたしが求めていた人の声…。 原田さんだった。