そんな昔話を思い出しながら
「もう、ここに居なくないな」
自分にしか聞こえない独り言を呟きながら近くにあった石ころを蹴った。
すると突然“グラッ”と地面が動いた。
「えっ!?なにっ!?」
慌てて立ち上がった瞬間
「きゃっ!!…痛いな、もう…」
階段から落ちた。
もう帰ろう。
そう思い立ち上がった時。
「え、ここどこ」
神社は神社なんだけれど何かが違う。
軽くパニックになった。
「気のせいだよね…!?」
自分に、そう言い聞かせながら歩いてみた。
その時、後ろから…
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