「とりあえず来てくれよ」
永倉に言われ
「は、はい!」
急いで立ち上がった。
三人で元いた部屋へと戻った。
「連れて来たぜー」
永倉の言葉と共に元いた場所へと座る。
「莉世。新八から聞いたか?」
土方の言葉に
「は、はい」
答えた。
「で、お前は誰と一緒がいいんだ?」
だ、誰と一緒がいいだなんて、こんなイケメン揃いでどうやって決めろっていうのよ!
選びたい放題じゃない!
…って、あたしは変態か!
自分で自分に突っ込みを入れる。
「あの、少しでいいのでお時間もらってもいいですか?」
聞くと
「あぁ」
土方が短く答えた。

