「お前なぁ…」
原田が呆れていると
「オレが一緒に寝ます」
斎藤の一言で何人かが固まった。
だけど
「まぁ、一くんなら安心かなー?」
沖田が言う。
「んまぁ、斎藤ならいっかー」
永倉も納得する。
「でもよー、肝心なのは、あいつの気持ちだろーが」
そう土方が言うと
「なーんだ。やっぱり土方さん、莉世ちゃんと一緒に寝たいんじゃないですかー」
沖田が横目で土方に言う。
「だから、どうしてそうなる。おい、新八ぃ。莉世呼んで来やがれ」
若干イラついた感じの土方。
「はいはい、呼んできますよー」
怠そうに永倉が答えて部屋を出て行った。

