「フッ、分かったよ。じゃぁオレも死ぬ時は、お前の腕の中かりていいか?」


「もちろん!」


あたしたちは、お互いを見つめ笑い合った。


「あのー…オレの存在忘れてねぇか…?」


あ、完全忘れてた。


「そ、そんなことないですよー?」


「嘘つけよ!オレが死ぬ時も何かしてくれよ」


「…何してほしいんですか?」


何かイヤな予感…。


「そりゃー、もちろん莉世ちゃんの接吻に…」


「新八ぃ、オレが熱い接吻してやるよ」


永倉さんの言葉の上から原田さんが被せた。


永倉さんと原田さんが…チュー。


気持ち悪い…。


想像もしたくなかった…。