それから、あたしはゆうやとりなさんに報告しに行った。 と、同時に家を出て行くことも話した。 りなさんは嫌だと駄々こねていたけど、仕方が無いとゆうやはりなさんの肩を抱いた。 それを見てあたしは胸が痛んだ。 だけど、あたしはいつまでもここにはいられないから。 それにあたしは、居場所が出来たんだ。 なつきっていう、最高に温かくて幸せになれる場所。